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Haque, M. E.*; 吉井 文男; 幕内 恵三
Macromolecular Reports, A32(Suppl.3), p.249 - 254, 1995/00
放射線加硫天然ゴムラテックスフィルムの粘着性をなくすために、種々の検討を行った。その結果、水道水中に漬けるとハイドロゲルやタルクを塗布した市販のゴム手袋と同じように粘着性がなくなった。水道水による処理は、80Cのような温度が高い方が短時間(10分)で粘着性をなくすことができる。粘着性がなくなるのは、水道水中の炭酸カルシウムがゴム表面に沈着することによる。粘着性をなくすのに必要な炭酸カルシウム濃度は、100mg/lである。沈着した炭酸カルシウムは極めて安定で、蒸留中で70C、30分の加温まで全く脱離がみられなかった。
吉井 文男; 嘉悦 勲
Appl.Biochem.Biotechnol., 8, p.505 - 513, 1983/00
被引用回数:5 パーセンタイル:21.94(Biochemistry & Molecular Biology)放射線同時グラフト法によりポリフッ化ビニル(PVF)に種々のモノマーをグラフト重合し、ポリマー表面のぬれ特性と凹凸構造による肝とC細胞の粘着性と増殖性について調べた。HEMAやメタクル酸のような親水性モノマーを5~10%グラフトしぬれ特性が増加した表面においては、細胞の植えつけ直後の初期粘着がグラフトしていないポリマーより1.3~1.5位も増加した。その結果増殖性も著しく増加した。高グラフトした場合は、吸水性が増すために細胞と基材との粘着性および増殖が抑制された。また、アセトンを溶媒として、MMAのグラフト重合によって表面に3~5m程度のブロック体を層状に並べたフィルム上でも未グラフト表面よりも細胞の粘着性と増殖性が著しく増加した。さらに、同じ表面構造をPEのフィルムにも形成して調べた結果、細胞の粘着性と増殖性がPVF-MMAの系と同様に未グラフトにくらべて約1.5倍も増加した。